会社紹介

前掛けドットコムを運営する山武鈴星織布工場の概要のページです。
帆前掛けに対するこだわり、商品への想い、経営理念等をまとめてお伝えします。 豊橋帆前掛地織振興会、山武鈴星織布工場の想いを感じ取っていただければ幸いです。

豊橋の帆前掛けの歴史を守る

■本物を良さを後世に伝える

豊橋の帆前掛けの歴史は、戦後復興の波に乗り日本の経済成長と共に「豊橋帆前掛地織振興会」がその伝統の技術を伝承してきました。
帆前掛けの顔と言える”たれ”を作る機屋、たれに屋号などを染め抜く染屋、前掛けを腰で支えるための紐を作る紐屋と、それぞれ分業し専門職として技を磨いてきました。 このブームに乗って、巷では帆前掛けを扱うお店が増えましたが、帆前掛けに似せた偽物があまりに多いことに驚きました。
これでは、本当の帆前掛けの良さがまったく伝わらないばかりではなく、帆前掛けの伝統までも失ってしまいかねないと危機感を覚えました。
それなら私たち豊橋帆前掛地織振興会が作る本物の帆前掛けの最高級品を販売しようということになったわけです。
maekake.comで販売する帆前掛けは、たれ、染め、紐、縫製すべてにおいて豊橋の最高の技と素材を駆使した最高級品です。

紐へのこだわり

■山武鈴星織布工場は紐専門業者です

帆前掛けの紐は、強度や使い心地を考慮し縦糸と横糸を種類の違う糸で織っています。
横糸と縦糸はそれぞれ商品によって糸の本数、色が異なり6番、18番など番手を変えて使用します。
(番手は数字が大きいほど糸が細くなります。1番手が最も太く1ポンド840ヤードと定められています)

昭和50年代までは、すべての糸を綿糸で作っていましたが、現在は化学繊維、自然素材、特殊紡績を組み合わせて織っています。
綿糸だけでは虫に弱く、化繊だけだと火に弱く薄く風合いが悪くなります。 また、紐の色染めも糸を染めるのと綿の状態から染めるのでは柔らかさや風合いが異なります。
弊社の紐は、柔らかく風合い良く仕上げるために綿の状態で染め上げてから紡績して糸を作り、バランスよく虫が付きにくく耐火性も高く、 なにより綿糸の心地よい肌触りや使い心地を失わない絶妙なバランスで織られています。
ぜひ皆様に実際に使っていただき、その良さを感じていただきたいと思います。

経営理念

■日本の文化の継承と皆さまの繁栄を!

帆前掛けは、日本の文化であり、飲食業・酒造業・運送業・小売業などの商売をしている方々の顔であり、体を守る大切な道具でもあります。
糸を仕入れてくれる問屋さん、糸から紐を織る織布工場、前掛けの垂れを織る織布工場、垂れを染める染屋さん、 紐と垂れを縫製する縫製屋さん、帆前掛けと言う日本独自の文化、伝統を受け継いでいくのは我々帆前掛け産業に携わる会社です。
共に考え、共に悩み共存共栄することで、日本の文化を伝承する商品を生み出し、 ご購入していただいたお客様の商売が繁盛し心から喜んでいただける商品を100年、200年先まで作っていけるよう努力してまいります。

会社概要

名称
山武鈴星織布工場
所在地
〒441-8019 愛知県豊橋市花田町小松31-1
連絡先
電話:0532-31-6914
代表者
杉浦 龍平
設立
取引銀行
銀行
主要取引先
株式会社